「海外旅行保険には入っておくべき?」
おそらく、海外旅行初心者のほとんどの方が抱える疑問ではないでしょうか。
結論から言うと、海外旅行保険には絶対に入っておいた方がいいです。
その主な理由は、日本とは比べものにならないほど高額な海外の医療費。
日本のように健康保険が効いて3割負担で済めばいいのですが、海外では万が一ケガや病気をしてしまったとき、全額自己負担になります。
無事退院!
まだ完全復活ではありませんが。
離れてみて、やっぱり今の活動が好きなんだとわかった。
早く村に行きたいが、医者からの許しがでるまで我慢。今回約100万くらいかかったから、海外出られる方は、海外旅行保険入っておくべきですよ!!!
何があるかわかりませんので。— naoki (@ura_zenkok) July 6, 2016
気をつけるべき所を抑えておけば、楽しい国ではある。何がおきても自己責任のつもりで。
海外保険は必須。食中毒で病院行ったら660USD(約7万円)かかった。保険でチャラだったけど。— mysalt (@mysalt_orenos) February 18, 2018
日本人の友人がアメリカでインフルエンザにかかった 救急車は有料なので自力で救急外来に行き点滴、注射など受けたら50万以上かかったそう 大学保険のおかげで全額負担する必要はないらしいが 海外保険の大事さを物語る話だった
— Takuma (@skywalker184) May 7, 2016
実のところなかなか症状が改善されないどころか熱が出てきて、慌てて日本語の通じる医者に行ってきた。細菌による感染だそうで、治療費35,000円!しかして海外旅行保険に入っていたのだった。保険大事
— 星野茂樹 (@hoshino_0505) December 24, 2017
しかも、海外へ出かけた日本人旅行者の28人に1人(約3.6%)が、上記のような事故や病気などのトラブルに巻き込まれていたことも、2015年の調査結果で分かっています。
もちろん、旅行者の大半は何事もなく無事に帰ってこられてはいますが、海外でトラブルに巻き込まれる確率は決して低くありません。
こうした『万が一』のことが起こったときに、人生が狂ってしまうような事態になってしまわないためにも、海外保険で最低限の補償は受けておいた方がいいんです。
しかし、海外旅行保険の費用は決して安くないですし、せっかく旅行に行くなら自分たちで実際に体験して楽しめるものにお金を使いたいですよね。
極力予算を抑えて旅行を楽しみたい方にとっては、目に見えないことにお金を費やし、何もなかったように消えていく保険料ほど辛いものはありません・・・
でも、安心して!
そんなときは、本当に必要なものと、そうでないものを冷静な目で見極めて、より効率的な方法を探すことが重要だよっ
例えば、海外保険は多くの場合『掛け捨て』に終わるけど、実際に海外で利用された保険の81.5%は次の2つの項目のみで占められているんだ。
- 治療費用:現地で病気やケガをした時にもらえる補償
- 携行品損害:自分の持ち物が破損した時や、盗難に遭った際にもらえる補償
通常、一般的な海外保険はこの2つの項目を含む、さまざまな種類の補償内容を合わせた『パッケージプラン』として販売されているんだ。
だけど、実際に利用されている補償の大半は上記の2つだけ・・・。
つまり、この2つの項目の補償金額さえ充実させられることができれば、安心して旅行を楽しむことができるってことなんだ!
海外保険の手続きも面倒だって聞くし・・・
実は、次のどちらかの方法を使えば、余計な海外保険の費用を節約して、充実した補償が受けられるんだ!
★ クレジットカードに付いている海外保険を利用する方法
⇒ こんな人にオススメ
- 保険料を1円もかけずに安心の補償を受けたい方
- 面倒な保険の手続きを省きたい方
- 海外へ頻繁に出かける機会のある方
★ ネット割引の効く保険会社で必要な補償にだけ加入する方法
⇒ こんな人にオススメ
- 充実した補償を受けたいけど、保険料はなるべく節約したい方
- 医療費の特に高い地域へ渡航する方
- 高齢者など、現地で病気やケガをする可能性が高い方
こうした保険付きカードを発行して、今では海外に出かけるたびに保険料0円で、面倒な保険の手続きも一切なく ➀治療費用/上限570万円 、②携行品損害/上限50万円の補償を受けられています。
今回は、こうした海外保険料を大幅に節約する方法はもちろん、「そもそもどうして海外保険は必要なの?」といった基本的なお話も含めて分かりやすく紹介していきますっ
というわけで、これから海外旅行に出発する方はぜひ本記事の内容を参考にしてみてくださいね!
※本記事では海外旅行初心者の方にも分かりやすいように、海外旅行保険の基本的なお話から始めますが、「早く保険料を節約できる方法が知りたい!」という方は下記よりスキップしてご覧ください。
『海外旅行の保険料を格安に抑える2つの方法』までスキップ >>
そもそも、海外旅行保険ってどういう仕組みなの?
まずは、海外旅行保険ってどういうものかを簡単に知っておこう!
海外旅行保険とは?
海外旅行保険は、正式には「海外旅行損害保険」といいます。
海外の旅行先では事故や病気、盗難といったトラブルが絶対に起こらないとは限りませんね。
そこで、私たちは海外旅行の保険会社へ保険料を支払うことで、旅先でもしトラブルが起こった際に救済を受けられるように補償してもらうんです。
とはいっても、海外旅行保険を提供している保険会社はたくさんあり、会社によって補償してくれる内容や期間、料金も様々・・・
そのため、無駄な費用をかけたくない方は必要な補償を見極め、自分の予算やニーズにぴったりと合った保険会社を選ぶことが重要なんですね。
海外旅行保険で補償してくれる内容の例
詳しい内容は後述するけど、下記の①と②の補償は統計的にも特に利用率の高い補償内容なんだ…。
★ 主な6つの補償内容 | |
① 治療費用 | 旅先でケガや病気になった場合、その治療費用の補償 |
② 携行品損害 | 自分の持ち物の破損、盗難等の損害に対する補償 |
③ 救援費用 | トラブルにあった際に家族などが現地に駆けつけた際に発生する費用の補償 |
④ 賠償責任 | 他人や物へ損害を加えてしまった際に発生する費用の補償 |
⑤ 傷害死亡/ 傷害後遺障害 |
ケガによって死亡してしまった際に出る補償、またケガや事故などによって後遺症が残るような事態になった際に出る補償 |
⑥ 疾病死亡 | 病気によって死亡してしまった際に出る補償 |
他に補償してくれる内容はもうないの?
例えば、『航空機寄託手荷物』という補償もよく使われているみたいだね。
この補償は、航空会社に預けた手荷物の到着が遅延した場合、やむ得ず必要となった身の回り品の購入費を補償してくれるんだ!
他にも、特殊なものでは・・.
- テロに備えた補償
- 国内に残したペットを預ける際の補償
といった補償があります。
補償内容は保険会社によって違うから、自分にとって必要な補償があるかどうかを加入前に必ず確認しておこう!
やっぱり入るべき?海外旅行保険の驚くべき3つの事実
色んなサイトでは「海外で病気になって治療費1,000万円請求されました」なんて書かれているけど、イマイチ実感が湧かないというか・・・
でも、日本人の海外旅行に関する調査では実際に次のようなことが分かってるんだ!
少なくとも、日本にいる時よりも用心するに越したことはないね。
1. 海外の盗難発生率は日本の約3.2倍もあった
2015年に施行された法務省のデータによると、ヨーロッパ諸国(フランス、ドイツ、英国、米国)での盗難被害は日本の約3.2倍に及ぶことが分かっているんです。
この数字をどう取るかは人それぞれですが、ヨーロッパの先進国でさえ日本よりもはるかに盗難発生率が高いのです。
ましてや、旅行者は盗難のターゲットになりやすいことも事実です。
そのため、自分の持ち物が万が一盗まれてしまった際に受け取れる補償(「携行品損害」といいます)は最低限ほしいところではないでしょうか。
2. 病気や事故のトラブルは28人に1人が遭遇している
同じく2015年に行われたジェイアイ傷害火災調べでは、海外では日本人旅行者の28人に1人が病気や事故のトラブルに遭っています。
これは確率にして約3.6%!
4人家族で旅行へ出かけた場合はさらにリスクが高まりますね。
ちなみに、この確率は日本で交通事故に遭う確率の約8.4倍と言われています。
なんともリアクションしがたい数字ですが。笑 現地で病気や事故などでケガをしてしまった際に受け取れる補償(「治療費用」といいます)もあった方が安心ということに変わりはないでしょう。
3. 『治療費用』と『携行品損害』の保険金請求が全体の81.5%を占めている
また、ジェイアイ傷害火災の発表した「補償項目別トラブル割合」によると、旅行者に実際に利用されている保険の81.5%は『治療費用』と『携行品損害』の2つで占められていることが分かっています。
つまりは、最低でもこの2つの項目の補償さえ受けておけば、ひとまず安心というわけです。
費用を極力抑えて海外旅行を存分に楽しみたい方は、最低限これらの補償を受けられる保険に加入しておき、安心して旅行を楽しみましょう!
こうした重要な部分を出発前にしっかりと押さえておけば、何の補償も無しに出かけるよりもずっと安心だね!
どうやって判断すればいい?必要な海外旅行保険の選び方
どうやって自分に必要な保険を選べばいいんだろう?
ここでは、海外旅行保険を選ぶ際に役に立つ3つの判断基準について紹介していくよ!
補償してほしい内容がカバーされているか?
海外旅行保険を選ぶ際、もっとも重要なのが「補償内容」です。
よく「死亡補償 最高3,000万円!」などの文言を目にしますが、仮にもしこの保険に「治療費用(疾病・傷害補償)」が付いていないとどうなるでしょうか?
・・・ご想像のとおり、死んでしまった時にしか補償してもらえませんね。
もちろん、海外旅行には死なずに帰って来ることが大前提です。
そのため、死亡補償よりも重要なことは、病気やケガをした際の補償があること、そして補償してくれる金額となるわけですね。
必須となるのはこの「病気・ケガの治療補償」のほか、先にお伝えした「携行品損害補償」が欲しいところです。
それぞれの補償金額と必要な補償内容をしっかりと吟味して選ぶ必要がありますね。
自分に必要な補償がしっかりとあるかどうか確認しておかないとっ!
サポート体制はしっかりとしているか?
海外旅行保険にはもしものトラブルが起こった際の通訳サポートサービスや24時間相談可能な日本語サポートデスクなどがあります。
これらも大変便利ですが、海外旅行保険に特に欠かせないのが「キャッシュレス・メディカル・サービス(もしくはキャッシュレス診療)」というサポートです。
キャッシュレス・メディカル・サービスとは、海外で病気やケガをしてしまった際にかかる治療費を、現金での支払い無しに治療を受けられるサポートのことです。
もしこのサポートが付いていなければ、治療費用の補償が付いていたとしても高額な治療費を一度自分で立て替えなければなりません。
例えば、医療費の高額なハワイでは盲腸手術を行った際の総額はおよそ260万円に上りますので、このサポート無しでは、万が一のトラブルが起きたときに楽しい旅行が台無しになってしまいますね。
キャッシュレス・メディカル・サービスが付いているかは重要なポイントになりそうだね!
自分の予算やニーズに合っているか?
何と言っても、保険が自分の旅の予算にしっかりと合っているかは重要ですね。
予算に余裕のある方は、海外で想定し得るさまざまなトラブルに対して保険料を支払うことを苦としないかもしれません。
しかし、多くの方は保険料を最小限に抑えて、最大限に海外旅行を楽しみたいと思っているはずです。
こうした方には、自分にとって必要な補償が何なのかを見極め、それらを低予算でしっかりと補償してくれる保険会社を選ぶことが大切なんですね。
でも、費用を抑えて保険に加入するにはどうすればいいんだろう?
実は、費用を抑えて海外旅行での補償を受けるには次の2つの方法があるんだ!
海外旅行の保険料を格安に抑える2つの方法
それに、現地でもしも病気やケガをしてしまい、高額な治療費が必要になったときに、現金での支払い無しに治療が受けられる『キャッシュレス診療サービス』も重要だよね。
ポイントは、こうした保険をいかに安い保険料で手に入れるかってところです!
ここでは、格安(もしくは0円)で上記のような保険に入れる方法をご紹介しますっ
1. クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する
クレジットカードの中には、海外旅行保険が付帯されているものがあります。
そして、クレジットカードの海外保険は、上手に選べば保険会社の提供する海外旅行保険とほぼ変わらないほど手厚い補償を受けることができるんです!
カード海外保険はほとんどの場合、海外トラブルの81.5%を占める『病気・ケガの治療費用』と『携行品損害』をカバーしています。
また、補償期間も90日間あり、キャッシュレス診療サービス付きのカードも多くあります。
例えば、カード海外保険の中でも特に優秀な保険が付いているカードには以下のようなものがあります。
★ エポスカード(年会費無料)
★ 海外保険の内容 / 補償金額 | |||
➀ 疾病治療費用 | 270万円 | ||
② 傷害治療費用 | 200万円 | ||
③ 携行品損害 | 20万円 | ||
④ 救援者費用 | 100万円 | ||
⑤ 賠償責任 | 2,000万円 | ||
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 500万円 | ||
★ カードの特徴 | |||
|
しかも、エポスカードの海外保険は『自動付帯』と呼ばれていて、カードを持っているだけで、海外に出かけるたびに何度でも、現地で自動的に90日間の保険が適用されるんだ!
カードは申し込んでから最短数分で審査が完了し、近くにエポスカードセンターがあれば即日でカードを受け取れるから、出発まで時間がない人にもとても便利だね!
国内ではカードを提示するだけでカラオケ店のルーム代が均一30%offになるのも嬉しいっ♡笑
★ セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(26歳まで年会費無料)
★ 海外保険の内容 / 補償金額 | |||
➀ 疾病治療費用 | 300万円 | ||
② 傷害治療費用 | 300万円 | ||
③ 携行品損害 | 30万円 | ||
④ 救援者費用 | 200万円 | ||
⑤ 賠償責任 | 3,000万円 | ||
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 3,000万円 | ||
★ カードの特徴 | |||
|
※近くのセゾンカウンターにて受取。店頭受取の場合はICチップ機能の無いカードのみ対応
26歳までは年会費が無料になっていて、ゴールドカード並みの充実した補償額が付帯しているんだっ
正直、これだけの補償額があれば、アジア旅行くらいなら1枚で十分対応できます!
しかも、世界51都市にあるセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード会員専用の海外アシスタンスデスクもいつでも利用できるから、海外でもし困ったことがあれば気軽に頼れるのも便利ですっ
1回の渡航で十分元が取れるけど、26歳までは年会費無料なので、学生ならぜひ1枚は作っておきたいカードだね!
こうしたカード海外保険は、カードを持っているだけで現地で90日間の保険が適用されるため、面倒な保険の手続きは必要ありません。
また、年会費無料のカード海外保険を選べば、海外保険にかかる費用は実質0円になりますね。
しかも、海外でのトラブルで比較的高額になりやすい『賠償責任』などを含む、現地で必要な補償内容すべてがパッケージになってカバーされていることも大きなメリットです。
僕も旅行が好きで頻繁に海外へ出かけるので、上記のカード海外保険を使って保険料を節約しながら、安心して旅行を楽しむことができています。
さらに、クレジットカードの海外保険は複数枚持っていることで、以下のように補償金額を合算して使うこともできるんです!
★ カード海外保険を2枚作った場合の補償金額の例
補償内容 | セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | エポスカード | 合算後の補償額 |
➀ 疾病治療費用 | 300万円 | 270万円 | 570万円 |
② 傷害治療費用 | 300万円 | 200万円 | 500万円 |
③ 携行品損害 | 30万円 | 20万円 | 50万円 |
④ 救援者費用 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
⑤ 賠償責任 | 3,000万円 | 2,000万円 | 5,000万円 |
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 3,000万円 | 500万円 | 3,000万円 |
※⑥の傷害死亡/後遺障害については、持っているカード海外保険の中で一番大きい補償額のカードが優先されます。
カード海外保険には他にも、カード1枚持っているだけで自分の家族まで保険を適用してくれる『家族特約付き』カードや、90日間以上の旅行にも使えるカードなど、色んな種類があるよっ
カード海外保険選びの重要ポイントや、おすすめカードは下記の記事で詳しく紹介しているので、海外旅行のおともに持っていくカードを探している方はぜひ参考にしてみてね!
★ 一緒に読みたい:クレジットカード付帯の海外旅行保険!厳選おすすめ&比較表2019年
「クレジットカードに付帯している海外保険だけでは不十分」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?しかし、こうした批判のほとんどはカード海外保険の『治療費用の補償額だけ』を見て指摘されていることなんです。
たしかに、カード海外保険は治療補償がやや低めに設定されている面がありますが、それ以外の項目に対する補償金額は十分すぎるほど優秀です。そのため、カードの治療補償だけでは不安な方は、『治療補償』以外の部分をカード保険に任せて、高額請求の怖い『治療補償』だけを別の方法でプラスしてあげればいいんです。
ネット申し込みの海外保険を使えば、必要な補償だけをオーダーメイドでバラ掛けすることができます。詳しい方法は、以下で詳しくご紹介していきます。
2. 海外旅行保険のネット申し込み割引を利用する
クレジットカードに付いている海外保険を使う方法のほかに、ネット申し込み割引を提供している保険会社を利用する方法があります。
一般的な海外保険は空港での窓口で申し込みすることができますが、ネットから申し込みをすることで保険料の大幅な割引を利用できる場合があるんです!
これは、ネットからの申し込みによって保険会社が窓口での人員経費などを削減できる理由によるもの。
このような割引を提供している保険会社を利用する場合、ネット申し込みで平均40%の保険料を節約することができます。
保険料を抑えたい方にとっては必ず利用したい保険会社の特典です。
また、『オーダーメイドプラン』を提供している保険会社では、必要な補償内容だけをバラ掛けすることができます。
パッケージになっている保険にそのまま加入するのではなく、重要な『治療費用』と『携行品損害』だけに申し込めば、余計な費用を支払わずに済むねっ
次には、ネット割引が受けられる保険会社を紹介していくよ!
ネットから大幅な割引が受けられるオススメ保険3選!
最小限の費用で必要な補償をしっかりと受け、海外旅行を目いっぱい楽しんできてね。
損保ジャパン(3ヶ月以内の短期旅行)
損保ジャパンの保険では、ネット申し込みで保険料を30%近く抑えて保険に加入することができます。
『オーダーメイドプラン』を選択すると、補償内容や補償期間を自分で細かく指定することができるため、自分が必要と思う内容だけを取捨選択することができるんです!
先ほど紹介したクレジットカード付帯保険を利用する方の中で、「治療補償がちょっと心配だなぁ…」と思っている方は、損保ジャパンのオーダーメイドプランで『治療補償だけ』を追加してあげれば安心ですね。
損保ジャパンではパッケージプランでもオーダーメイドプランでも、旅行期間は3ヶ月まで適用可能。申込みは出発の45日前~当日まで可能となっています。
三井住友海上火災保険会社(3ヶ月以内の短期旅行)
三井住友海上火災保険も損保ジャパンと並ぶ大手保険会社です。
ネットから格安で保険申し込みができ、2回目以降の利用にはリピーター割引がついてきます。
また、損保ジャパン同様、旅の行き先から旅行日数、補償内容をオーダーメイドで調整できるため必要なものだけを無駄なくカバーすることができますね!
補償期間は92日間以内、出発60日前から当日まで申し込み可能です!
AIU損害保険会社(6ヶ月以内の中・長期旅行)
AIUは海外旅行保険に強い外資系保険会社です。
損保ジャパンや三井住友海上火災保険と比べて保険料は割高ですが、サポートは厚く海外の提携病院数はかなりのものです。
補償期間は6ヶ月までと比較的長く、1年間旅行に行かれる方は2回に分けて更新すると良いでしょう。
申込期限は出発の45日前~当日まで可能です!
おまけ:『治療費用』の補償額はどれくらいあれば十分?
海外旅行でもっとも怖い『現地で医療事故を起こした場合の高額請求』。
海外保険への加入を考える場合、この『治療費用』をいくらほど掛けておけばいいのか、気になりますよね。
ジェイアイ傷害火災『2014年度 海外旅行保険事故データ』の調査によると、同年に海外保険へ加入した日本人旅行者のうち、300万円以下の医療事故を起こした人の割合は全体の1.7%(100人に1〜2人)。
300万円を超えるケースはわずか0.013%(1万人に1~2人)だったことが分かっています。
こうした調査結果を参考にすると、補償額は最低でも300万円を目安に見積もっておくのが妥当でしょう。
ただし、医療費は渡航先の国によって異なるので、渡航する国の医療費を目安にして、自分の安心できる補償額をかけておくのがベストですね。
- アジア地域
⇒ 『治療費用』の目安:300万円前後
- ヨーロッパ・中東・アフリカ・オーストラリア・カナダ・南米
⇒ 『治療費用』の目安:500~700万円
- アメリカ・ハワイ
⇒ 『治療費用』の目安:1,000万円以上
※参考:FORTH(厚生労働省免疫所ホームページ)、日本医師会(1人当たり診療技術料及びサービス料)、ジェイアイ傷害火災ガイドブックなど複数の資料を参考
『治療補償』が心もとなければ、「オーダーメイドプラン」をカード海外保険に上乗せしておこう!
自動付帯のカード海外保険を1枚でも持っていれば、海外で保険が自動的に有効になってくれるため、とても便利です。
しかし、渡航先が医療費の高額な地域である場合、どうしても治療補償が十分かどうか、心配になる方も多いと思います。
そんなときは、こちらで紹介したネット申し込みの一般保険の『オーダーメイドプラン』を使って、高額請求の怖い『治療費用』だけをカード海外保険へ上乗せしてあげましょう!
例えば、年会費無料の『エポスカード』を持っているけど、ヨーロッパなどの比較的医療費の高い地域へ渡航する場合は、下記のように補償額を上乗せしてあげます。
★ (例)14日間のヨーロッパ周遊旅行に行く場合
補償内容 | エポスカード | 損保ジャパン オーダーメイドプラン |
上乗せ後の補償額 |
➀ 疾病治療費用 | 270万円 | +500万円 | 770万円 |
② 傷害治療費用 | 200万円 | +500万円 | 700万円 |
③ 携行品損害 | 20万円 | ー | 20万円 |
④ 救援者費用 | 100万円 | ー | 100万円 |
⑤ 賠償責任 | 2,000万円 | ー | 2,000万円 |
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 500万円 | ー | 500万円 |
費用 | 0円 | 4,860円 (一般プランと比べて-3,140円) |
4,860円 |
※上記は健康な旅行者(10~49歳)の価格です。
上記のようにカード海外保険と一般保険を組み合わせてあげると、普通に海外保険へ加入するよりも断然安く、安心の補償を受けて旅行を楽しむことができますね。
海外保険付きのクレジットカードは、1枚は必ず発行しておきたいね♡
まとめ:最低限の補償は受けておこう!
ねこまる君の話が聞けてよかったよっ
本章でも伝えたとおり、海外旅行保険には保険会社で提供しているもの、クレジットカード付帯保険の2つがあるんだ。
旅の予算や自分のニーズに合わせて最適の保険を見つけてみてね。
また、どの場合においても「治療費用」「携行品損害」の2つは必ず補償してもらうこと!
間違っても何の補償も無しに海外に出かけないようにね!
皆さんも最低限の保険には加入しておき、最高のバカンスを楽しんできてくださいねっ
それでは、最後まで読んでくれてありがとうございました。
おしまいっ!