洗練された北欧の国、スウェーデン。
ハイレベルな教育によって国民のほとんどが母国語とは別に英語を話すことができ、高度な社会福祉制度を持っていることでも有名です。
しかし、初めてスウェーデンを訪れる人にとっては、現地の治安が心配な方も多いはず・・・
一度は行ってみたいなぁ~
ただ、平和だと言っても犯罪はどこかで必ず起きているし、旅行者は特に「犯罪が多発している危険スポット」に目を光らせておきたいもの。
今回は、そんな旅行者が現地で必ず気をつけておきたい5つの注意点についてご紹介していくよ!
勉強させてもらいます!!
というわけで、今回は旅行者が知っておきたいスウェーデンの治安事情についてお伝えしますっスウェーデンってどんな国?まずは治安の最新動向をチェックしておこう
スウェーデンってどんな国?まずは治安の最新動向をチェックしておこう
★ 基本情報 | |
首都 | ストックホルム |
言語 | スウェーデン語、英語 |
通貨 | クローナ(SEK)※1SEK ≒ 12.4円 |
民族 | スウェーデン人、その他(サーメ人など) |
宗教 | キリスト教福音ルーテル派、その他 |
日本との時差 | -8時間 |
日本は世界トップクラスの長寿国である一方、幸福度に関しては先進国の中で最低クラスに位置づけられていますが、この2つの国の違いは国民の生きる社会の仕組みを比べてみれば一目瞭然です。
例えば、スウェーデンでは消費税25%・所得300万円以上の所得税55%と『高課税国』である一方、教育は1歳から「プレスクール」という形で始まり、大学院までの学費がすべて無料。
また、20歳以下で発生した医療費も無料となっています。
社会福祉を充実させながらも、常に雇用を確保し、高い経済成長性を維持する国のポリシーが、スウェーデンが理想的な国家政策のモデルケースとされる所以といえます。
さらに、スウェーデンの学校では日本よりも年間3週間ちかく休みが多く、仕事でも1日のあいだに15分~30分ほどのコーヒー休憩(Fikaという)を複数回とります。
日本では僅かな休憩を取るにしても人の目を気にして心を擦り減らしがちですが、適度な休憩と効率性における人々の共通認識がしっかりと確立していることも、スウェーデンを幸福たらしめる理由の一つなのでしょう。
そんなスウェーデンですが、2014年から続く中東やアフリカからの移民問題の影響を受けて、他のEU加盟諸国と同じく治安は悪化ぎみです。
スウェーデンはこれまで安全な国と言われていましたが、国内の認知犯罪件数は年々増加しており、2016年の犯罪発生件数は約15万件。
特に暴行・性犯罪の増加が顕著であり、窃盗・強盗の発生件数はこれまでのデータと比べても非常に高い水準となっています。
ホテルやレストランにおけるスリ・置き引き、観光スポットでのひったくりや詐欺など、旅行者の金品を狙った窃盗犯罪が多発しています。
現地大使館に報告されている日本人被害の大半が窃盗犯罪となっていますが、国内情勢は難民の流入によって決して安心できるものとは言えません。
現地を訪れる旅行者は、事前に必ず犯罪多発スポットなどの情報を入手し、トラブルや危険から身を守るための準備をしておくことが重要です。
1.本当に安全?旅行者が初めにチェックしておきたい4つの項目
旅行者が最低限知っておきたい内容は次の4つです!
➀ ATMは安全に使える?
はじめに、為替手数料を抑えて現地通貨を安価に手に入れられることから旅行者にとって便利な現地のATMについて。
スウェーデンのATMはBankomat(バンコマート)と呼ばれ、空港や都市部の至る場所に設置されています。
スウェーデンでもっとも一般的なのは、道路の壁に組み込まれた形のATM。
24時間365日体制で稼働しており、旅行者は便利に利用することができるのですが、利用の際には注意してほしいことが1つあります。
実は、スウェーデンでは後ろから暗証番号を盗み見たり、お金を下ろしたあとに「なにか落としましたよ」と近づいてきた人物にカードをスラれ、盗まれたカードが不正利用される犯罪が最近増えているんです。
そのため、スウェーデンでATMを利用する際には、常に周囲へ注意を払うことはもちろん、暗証番号を打ち込む際には必ず手元を隠して入力する必要があります。
また、ATMの利用中に知らない人から声をかけられたら、即座に利用を中断するのが賢明でしょう。
現地の人々は現金をほとんど使わず、クレジットカードでの決済が当たり前になっているってことだね。
お店によっては現金支払いを嫌がられるところも増えているようなので、スウェーデンを旅行する際には最低限の現金だけ用意しておいて、支払いはクレジットカードをメインに使うといいね!
信頼のできない店舗ではクレジットカードを使わないように注意しておきたいね!
② タクシーの利用は安全?
タクシーは市内を快適に移動できる手段としてとても便利です。
しかし問題なのは、スウェーデンのタクシーはとにかく高いということです。
基本はメーター制で、料金設定は会社によってバラバラですが、移動した距離に対してかかる料金の目安は日本の2倍程度と覚えておくといいでしょう。
空港 ⇔ 市内の移動に関しては固定料金制になっていることが多く、TAXI STOCKHOLM、TAXI KURIRなどの大手タクシー会社ではサービス料込みで 500クローナ(6,000円)前後かかります。
また、近年では営業許可を得ていない、いわゆる『白タク』も見かけられるようになり、法外な料金を請求されたり、強盗や暴行のトラブルに遭う旅行者もいます。
タクシーを利用する際には、屋根に会社のマークの付いた、黄色いナンバープレートの正規タクシーを使うようにご注意ください。
スウェーデンでは、流しのタクシーななるべく使わず、電話を使ってタクシーを呼び出すか、駅やホテル、市内にあるタクシー乗り場から乗車するのが一般的です。
ホテルやレストランからの移動なら、店員さんに頼んでタクシーを呼んでもらうと安全だねっ
とはいっても、チップはお釣りを置いてくる程度でOK。
大きな紙幣での支払いは嫌がられることもあるから、小さいお金を用意しておこうね。
③ 飲み物(水道水)や食べ物の衛生状態は大丈夫?
スウェーデンは基本的に衛生管理のよく行き届いた国です。
水道水はそのまま飲むことができ、食事の衛生面についても問題ありません。
外食などでもお腹を壊すような心配はありませんが、物価が高い国なので、食事代はかなり高額になることだけ覚悟しておくといいでしょう。
④ 夜出歩いても平気?
スウェーデンはもともと治安のいい国と言われてきましたが、近年では難民流入の影響から治安は不安定です。
特に駅周辺は犯罪が増える傾向にあり、過去にはストックホルム中央駅にて難民を狙った犯罪や暴力事件が起きています。
それだけでなく、地下鉄を含む駅の構内、またその周辺では金品を狙ったスリ・詐欺事件も多発しているため、暗い時間帯に女性が1人で歩くのは避けたいところです。
そのほか、歓楽街などの深夜に人が集まりやすい場所は、男女問わず持ち物の管理には十分に気をつけ、周囲への警戒を緩めないようにご注意ください。
そのため、何時ごろを夜とするかはとても難しいのだけど、暗い時間帯はいつでも治安の心配な場所に近づかないように気をつけておこうね!
2.自分の身は情報で守れ!スウェーデンで多発している犯罪被害とは?
僕も旅行中にいろんな犯罪に巻き込まれかけたんだけど、どの犯罪も事前に調べておけば未然に防げるものばかりでした・・・
すでに多くの観光客が被害に遭っていたり、外務省が注意を呼び掛けている犯罪は巻き込まれる確率が高く、事前の情報入手が必ず必要になります。
そのため、旅行者の口コミや外務省の注意喚起をまとめた以下の内容を、スウェーデン旅行に出発する前にしっかりと確認しておいてね!
多発犯罪1. 置き引き
【過去に起きた日本人被害の事例】
(1)観光旅行において、ホテルのビュッフェにて友人と朝食中、友人が同じテーブルに座っていたため安心してバッグをイスに残したまま食事を取りに行き、座席に戻ったときにはバッグがなくなっていた。友人も盗まれたことには気づかなかった。
(2)観光ツアーに参加中、ツアーバスが観光地に到着したので下車し、添乗員の案内のもと観光した。見学が終了しバスに戻ると座席に置いていた貴重品入りの鞄がなくなっていた。
出典:外務省 海外安全ホームページ『スウェーデンの安全対策基礎データ』
スウェーデンで日本人の遭う被害のほとんどが置き引きやスリなどの窃盗犯罪だからね!
面倒だけど、荷物から常に目を離さない、貴重品は肌身離さず持つことなどはきちんと注意しておきたいね。
★ アーランダ空港での盗難に注意!
手口:荷物カートを押して歩いていると、窃盗団の一人が道を尋ねるなどして注意をそらします。その隙に他のメンバーが荷物を盗むというもの。犯人は、犯行後、服を着替えて逃亡します。
【日本人は狙われている!】
犯人は金属製のブリーフケースを盗み、主に日本人をターゲットにしています。貴重品は荷物に入れないようにし、また、話しかけられても荷物から目を離さないよう盗難には十分気をつけて下さい。
しかも日本人を標的にしているケースが多いから、空港では必ず荷物から注意を逸らさず、パスポートや財布といった失って困るものは常に身に付けておこうね!
多発犯罪2. スリ・ひったくり
【過去に起きた日本人被害の事例】
・スリ
旧市街(ガムラスタン)でお土産選びをしていたAさんは、混雑する店内で品物を選び会計のためリュックサックから財布を出そうとしたところ、閉まっていたはずのチャックが開いており中に入っていた財布がなくなっていた。・ひったくり
市街地を散策していたBさんは、男性とすれちがい様に鞄をひったくられた。追いかけたが犯人は路上に待機していた仲間と見られる車両に乗り込み逃走した。
出典:外務省 海外安全ホームページ『スウェーデンの安全対策基礎データ』
特にストックホルムの旧市街『ガムラスタン』では多くのお土産屋さんや歴史的な建築物があるから、美しい景観に目を奪われがち。
だけど、撮影をしているあいだやお土産を見ているあいだに持ち物をまさぐられることが多いので、常に警戒を怠らないように注意しておきたいね。
スウェーデンでのスリは、1人がぶつかって注意を引き付けながら、もう1人がスリを働く『グループ犯罪』になっていることも多いんだ、、、
絶対に盗まれたくないものには、チェーンや紐を取り付けてカバンの中で括っておくなどして、簡単に盗られないように対策するのがいいかもね!
多発犯罪3. ケチャップ泥棒
・ケチャップ泥棒
ストックホルム市内を散策していたところ、ホットドックを食べながら歩いていた男性にぶつかられ「ケチャップが付いてしまった」と謝られながらハンカチでぬぐわれた。拭き終わった後に気がつくと財布がなくなっていた。
出典:外務省 海外安全ホームページ『スウェーデンの安全対策基礎データ』
窃盗をはたらく犯人のほとんどは最初に『ぶつかる』『話しかける』『目の前で物を落とす』『集団で取り囲む』などしてターゲットの注意を逸らせようとするんだ。
ヨーロッパでの窃盗犯には特にその傾向が強いことも特徴だよっ
難しいことだけど、荷物から注意が離れそうになったときほど警戒を強めて、荷物を前に抱えるといった対策をしておくことが大切です!
多発犯罪4. ニセ警察官
・ニセ警官
ガムラ・スタンを歩いていると旅行者風の男が近づいてきて「写真を撮ってくれないか」と頼まれカメラを渡された。写真を撮った後、カメラを返そうとしても受け取ろうとせず、押し問答が始まると、警官(私服)と称する二人組が現れ、「そこで何をやっている。麻薬の取り引きか?」などと尋問を始めた。
麻薬を財布に隠していないか確認するので見せて欲しいとの要求に応じたところ、そのまま財布を持って逃げられた。
出典:外務省 海外安全ホームページ『スウェーデンの安全対策基礎データ』
ニセ警察官は、警察風の男に突然話しかけられるパターンもあるけど、ほとんどは「道を教えてください」「写真を撮ってください」などと話しかけられたあとに「麻薬取引か?」などと割り入ってくるグループ犯行です。
正規の警察官はパスポートの提示を求めることはあっても、財布の提示を求めることはありません。
不審に思ったら、「日本国大使館か警察署で見せます」と応じるのが賢明だね!
こうした場所で話しかけられた場合は、特に気を引き締めて毅然とした態度で応じるようにしたいねっ
3.どの地域が危険?訪問予定の都市をチェックしておこう
これから訪れる地域を確認して、万全の準備で現地を旅している自分の姿をしっかりイメージしておこうっ
首都ストックホルムの治安
14の島から形成され、美術館のようなアートな地下鉄駅や世界初の野外博物館、また魔女の宅急便のモデルになった旧市街『ガムラスタン』などで人気を博しているスウェーデンの首都、ストックホルム。
北欧諸国のなかでも見どころ満載の大都市ですが、スウェーデン内でも犯罪が集中している場所でもあるため油断は禁物です。
外務省によると、ストックホルムで特に注意が必要なのは下記のエリアです。
- ストックホルム中央駅、セルゲル広場
- 空港、地下鉄駅構内、列車、フェリーなどの交通機関
- 旧市街(ガムラスタン)、バーサ号博物館などの観光スポット
- ホテルのロビー、レストラン、デパートなど
上記の場所では、旅行者の金品を狙ったスリ・置き引きなどの窃盗犯罪や、ニセ警察官による詐欺事件が多発しています。
先ほど紹介した犯罪の手口をしっかりと確認しておき、各々に適切な対策を行っておくことが重要です。
また、近年では駅前(特にSLUSSEN駅など)やスーパーの前などで物乞いをする難民も多く見かけられるようになりました。
ほかにも、電車の中でチラシや冊子を置いて回っていたり、楽器を演奏しながら車内を歩き回る物乞いもいます。
共通しているのは、彼らの話を聞いたり、渡されたものを受け取ったり、写真を撮ったりすれば必ずお金を要求されるということ。
基本は無視を決め込み、トラブルを未然に防ぐのが賢明です。
スウェーデン南部の治安(ヨーテボリ、マルメなど)
ストックホルムを南東に進むと、スウェーデン第二の都市『ヨーテボリ』が。また、そのさらに南側には国内第三の都市『マルメ』があります。
ヨーテボリは自動車メーカーのボルボや携帯で有名なエリクソンなどの本社がある工業都市であり、毎年300万人以上を動員する北欧最大の遊園地『リセベリ遊園地』があることでも有名です。
しかし、ここ数年では路上に座り込み、現金入れを置いて金銭を求める『ティッガレ』と呼ばれる物乞いが急増しています。
彼らは直接危害を加えてくるわけではありませんが、ストックホルムの物乞いと同様に話に応じると金銭を要求されるため、見かけたら近寄らないほうが無難でしょう。
また、ヨータ川(Göta Canal)を挟んで南側は観光客が多く集まるヨーテボリのメインランドとなっていますが、北側のHisingen(ヒーシンゲン地区)は多くの移民が住んでいるローカルエリアです。
用がなければあまり出向くことはないと思いますが、銃の発砲事件や強姦事件、またドラッグの密売や窃盗犯罪などが横行している要注意スポットでもあります。
昼夜を問わず、このエリアにはなるべく近づかないようにご注意ください。
一方、コペンハーゲンにもっとも近い街『マルメ』は、スウェーデン以外からの移民が3割を超える移民都市となっています。
他の都市と同じくスリや置き引き、強盗事件といった窃盗犯罪は依然として発生しており、街では物乞いに遭遇することもしばしば。
また、スウェーデンが難民受け入れに積極的になった2016年後半以降は治安が急激に悪化しています。
特に、Triangeln駅の近くにある大きな広場『メッレヴォン・ストーリエット(Möllevångstorget)』は青空広場が開かれるとても活気のあるエリアですが、2016~2019年にかけて移民同士による射殺事件が散発しています。
日中は特に治安の問題はありませんが、夜間は現地人も避ける危険エリアになるため、暗い時間帯は近づかない方が無難でしょう。
また、観光客が行くような場所ではありませんが、マルメのソフィエルランド(Sofielund)、ローゼンゴード (Rosengård)といったエリアも犯罪が多発する要注意スポットと言われています。
観光の際には不用意に立ち入らないことをオススメします。
スウェーデン北部の治安(キルナなど)
スウェーデンの北部には、大自然の広がるアビスコ国立公園や建物すべてが氷で作られた『アイスホテル』で人気のキルナがあります。
オーロラの観測率が高いことでも有名で、冬場にはスキーや犬ぞり、アイスフィッシング、スノーモービルなどのアクティビティが充実しています。
キルナの街はとても小さいので、目立った犯罪はほとんどなく、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。
ただし、冬場は-20℃以下の極寒気候となるため、北極圏にふさわしい恰好で現地を訪れる必要があります。
防寒対策は必須ですが、あまり着こみすぎると歩いているあいだに汗をかき、汗が冷えると体温を奪われるため注意が必要です。
また、僕がキルナを訪れた日(12月ごろ)の前日は気温が-40℃を下回ったそうなので、現地の気温は都度チェックしておくように。
盗難のほかにも、僕が寝台列車に乗ったときには、お酒を飲んで酔っ払っていた黒人が絡んできたので、予約していた席を替えてもらいました。
車内は100%快適とは言えないので、できればベッドの備わった個室を予約しておくことがオススメだよっ
4.その他の注意点とは?スウェーデン旅行で気を付けるべき5つのポイント
i. 宗教上のタブー
スウェーデンでは日本と同じく宗教の自由が法律で認められています。
キリスト教やイスラム教、仏教など、国内ではさまざまな宗教団体が活動していますが、大多数(およそ70%)を占めるのはルーテル派のキリスト教です。
しかし、2007年の調査によると、自分のことを無神論者だと答えたスウェーデン人は同調査国50か国のうちで一番多く、教会のメンバーであっても信仰心が強いわけではありません。
そのため、宗教による決まり事やタブーはあまり気にする必要がなく、日本にいるときと同じように常識を持って接すればほとんど問題になることはありません。
ただし、教会を訪れる際には、写真撮影などは控え、節度を持った服装で静かに見学するように心がけましょう。
ii. 文化におけるマナー
スウェーデン人は『ヨーロッパの日本人』と呼ばれるほど、日本と国民性の似ている部分が多くあります。
人間関係においても節度や協調性を大切にし、謙虚さが美徳とされる日本のような文化。
そのため、文化においても日本で求められる最低限の常識さえ守っていればOKです。
ちなみに、海外では電車内の通話はほとんどの場合マナー違反になりませんが、スウェーデンは日本と同じく電話に出ないか、小声で話します。
複数の国を旅されてきた方は、間違って大きな声で通話することのないようにご注意ください。
iii. 病気や感染症
スウェーデンの草原地帯や沿岸部では、3~10月にかけてダニが発生します。
ダニに咬まれると発疹が出たり、ダニを介した脳炎にかかる恐れもあるため、こうした地域に出向く際には長袖・長ズボンを着用して肌を露出しないように心がけましょう。
また、万が一咬まれた場合はすぐに医療機関を受診することをオススメします。
ちなみに、ダニ媒介脳炎に関しては予防接種もあるため、シーズン前にワクチンを打っておくのも有効です。
iv. チップ制度はあるか?
スウェーデンにはチップの習慣がありません。
感謝の気持ちを伝えたいときや、何か特別な用事を頼んだときだけチップを渡せばOKです。
レストランやホテルなどでは料金にサービス料が含まれていることがほとんどですが、サービス料が含まれていないときには料金の7~10%をチップとして渡しましょう。
また、カフェやバー、タクシーなどではお釣りのコインを置いてくるとスマートです。
v. どんな服装がオススメ?
スウェーデンには比較的はっきりとした四季があります。
首都のストックホルムでは、明るい時間の長い夏場(6~8月)は15~20℃くらい。極夜の見られる冬場(11~3月)には-1度前後の気温に落ち着きます。
それ以外の時期は日本の冬と同じくらいの寒さとなり、平均気温は5~10℃ほどです。
基本的には寒い気候が続きますので、しっかりと防寒のできる服装を持参しておくといいでしょう。
ただし、スウェーデンの建物には独自のヒーティングシステムが導入されているため、屋内はとても暖かくなります。
外と屋内で体温調整ができるよう、脱いだり着たりしやすい重ね着をしておくと便利です。
ちなみに、スウェーデンではナイトクラブやパーティーの時などを除いて、外では目立つような服装をしている人はほとんどいません。
街中を見渡しても黒や茶色といった地味な格好を愛用している人が多いので、不要なトラブルを避けるためにも、目立つ服装をなるべく避け、周囲に馴染むような服装を心がけるのが賢明です。
5.現地の日本国大使館の連絡先をメモしておこう
パスポートを紛失したときには再発行もしてくれるので、現地大使館の住所や連絡先は必ずメモしておこうっ
在スウェーデン日本国大使館(ストックホルム)
住所 | Embassy of Japan Gärdesgatan 10 SE-115 27 Stockholm SWEDEN |
電話 | 国内から:(市外局番08)-579-35300 |
国外から:(国番号46)-8-579-35300 | |
FAX | 国内から:(市外局番08)-661-8820 |
国外から:(国番号46)-8-661-8820 | |
開館時間 | 平日 9:30~12:00/14:00~16:00 ※水曜は17時まで |
情報は最強の防犯対策!しっかり準備して快適なスウェーデン旅行を
今回紹介した治安情報はミーちゃんのスウェーデン旅行の参考になりそうかな?
今まで治安っていっても、何を調べたらいいのか漠然としていたんだけど、旅行者には旅行者の調べるべき現地情報があったんだね!
スウェーデンでの観光中は持ち物やお金の管理には十分に注意して、危険と言われている場所には近づかないように注意しておかなくちゃねっ
海外では日本の常識はほとんど通用しないから、情報こそが現地で自分の身を守る最高の防犯対策になるんだ!
ここで得た情報をしっかり参考にして、快適なスウェーデン旅行に出かけてきてねっ!
というわけで、今回はスウェーデンへ旅行する前に必ず知っておいてほしい治安情報や防犯対策について紹介しました。
スウェーデンに限らず、ここで紹介した5つの治安情報はどこの国へ行く際にもぜひ調べておいてほしいこと。
正しい情報をしっかりと掴んで、最高の海外旅行を楽しんできてくださいね!
海外旅行保険の準備、できてますか?海外では日本よりも遥かに医療費が高額なので、海外保険への加入は必須です。
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★ 海外保険の内容 / 補償金額 | |||
➀ 疾病治療費用 | 270万円 | ||
② 傷害治療費用 | 200万円 | ||
③ 携行品損害 | 20万円 | ||
④ 救援者費用 | 100万円 | ||
⑤ 賠償責任 | 2,000万円 | ||
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 500万円 |
★ 年会費 | 無料 | ||
★ 保険の条件 | 自動付帯 |
横浜インビテーションカードは自動付帯の海外保険だけでなく、最高1,000万円の国内旅行保険付きとお得。さらに、カードで購入したものは盗難・破損しても、年間100万円(自己負担3,000円)まで補償されます。
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★ 海外保険の内容 / 補償金額 | |||
➀ 疾病治療費用 | 200万円 | ||
② 傷害治療費用 | 200万円 | ||
③ 携行品損害 | 20万円 | ||
④ 救援者費用 | 200万円 | ||
⑤ 賠償責任 | 2,000万円 | ||
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 2,000万円 |
★ 年会費 | 26歳まで無料 (以降3,000円/年) |
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★ 保険の条件 | 自動付帯 |
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★ 海外保険の内容 / 補償金額 | |||
➀ 疾病治療費用 | 300万円 | ||
② 傷害治療費用 | 300万円 | ||
③ 携行品損害 | 30万円 | ||
④ 救援者費用 | 200万円 | ||
⑤ 賠償責任 | 3,000万円 | ||
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 3,000万円 |
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