同じアジアで仏教を信仰し、どこか日本と似た親近感を覚えながらも、昼夜問わず溢れかえる人々の熱気や南国の暖かい気候からしっかりと異国を感じ取ることのできるタイ。
沿岸には数多くのリゾートが点在し、首都バンコクのカオサン通りはリュック1つ背負って世界を放浪するバックパッカーたちの聖地とまで言われています。
しかし、これから初めてタイへ旅行する方にとっては、タイってどんな国なの?治安は大丈夫?と不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
僕もこれまで色んな国を旅してきましたが、初めて訪れる国はワクワクする反面、治安の良し悪しはいつも気にしていました。
実際、情報収集が不十分だったときには犯罪に巻き込まれかけたことが何度もあります、、、
それくらい、出発前に現地の治安についてしっかり調べておくことが大切なんです。
結論から言うと、これからタイへ旅行する方には、危険から身を守るために知っておいてほしい重要な情報が5つあります。
そこで、今回は1年間世界を周っていたバックパッカーねこまるの経験から、旅行者が渡航前に必ず知っておきたいタイの治安情報について徹底的にまとめました!
ここでしっかり勉強しておきますっ♡
タイってどんな国?まずは治安の最新動向をチェックしておこう
★ 基本情報 | |
首都 | バンコク |
言語 | タイ語 |
通貨 | バーツ(THB) ※ 1THB ≒ 3.3円 |
民族 | 大多数がタイ族。そのほか華人、マレー族など |
宗教 | 仏教(94%)、イスラム教(5%) |
日本との時差 | -2時間 |
金色に輝く寺院の数々は国の象徴とされてきた王宮ともゆかりが深く、旅行者たちから人気を集める観光スポットとなっています。
また、ひとたび都心部を覗いてみると、そこには格安のお土産屋さんやマッサージ店が立ち並び、夜にはナイトライフを楽しみに大勢の人が溢れかえる繁華街が。
ここ数年の撤去命令で数は減っていますが、辛旨な炒麺『パッタイ』やタイ風エビ入りスープ『トムヤムクン』といったタイの屋台グルメも風情があってオススメです。
一般的に、タイはこれまで東南アジアのなかでも治安の良好な国として知られていましたが、2019年8月現在においては、下記の地域で外務省より危険情報が発出されています。
- タイ南部(ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県)
危険レベル2・3:渡航中止勧告
- 首都バンコク、プレアビヒア寺院周辺地域
危険レベル1:注意喚起
上記の地域では、2010年以降も続くイスラム過激派による爆撃テロ事件や、反政府デモ隊と治安当局との対立による一般市民の暴徒化が起こっていることから要注意エリアとなっています。
詳しい地域や勧告内容については、本ページ後半の『地域別 治安情報』で紹介していきます。
1.本当に安全?旅行者が初めにチェックしておきたい4つの項目
旅行者が最低限知っておきたい内容は次の4つです!
➀ ATMは安全に使える?
現地ATMでの現金引き出しは為替手数料をもっとも安く抑えることができるため、旅行者が頻繁に利用するサービスの1つと言えるでしょう。
タイには空港や銀行はもちろん、スーパーやコンビニの出入り口やデパート、街中などあらゆる場所にATMが設置されています。
日本と同じくほとんどのATMが24時間稼働となっているため、旅行者も便利に使うことができます。
しかし、近年ではATM利用時にキャッシュカードやクレジットカードの個人情報が盗まれ、不正利用される『スキミング被害』が世界各地で増えており、タイやインドネシアでは特に顕著となっているようです。
実際、2012年にはタイのパタヤで日本人旅行者が20万円相当のスキミング被害に遭っており、2015年には同エリアで8台のATMに個人情報を盗み取る『スキマー』が取り付けられていたことが分かっています。
こうした被害に遭わないためにも、現地のATMを利用する際にはなるべく空港や銀行に設置されているものを使うように注意したいところです。
また、お金を引き出すために入力した金額がATMから出てこず、お金を受け取ってないのに明細には「入力した金額がすでに差し引かれた残高が記載されていた!」なんてケースもあるみたい・・・。
いずれにせよ、こうした面倒事に巻き込まれないためにも、旅行者は常に人が周りにいる空港や銀行に設置されているATMだけを利用するようにしたいねっ!
② タクシーの利用は安全?
海外ではタクシーに関係するトラブルも多く、旅行者がぼったくりに遭うことなんて日常茶飯事です。
それでいて利用頻度の多いサービスでもあるので、タクシーの乗り方や料金の相場は必ず事前に知っておきたいところです。
タイでは空港や観光地、街中の路上など、いたるところでタクシーを見つけることができます。
タクシーの屋根の上には『TAXI METER』という表示があり、車体は青や緑、ピンク色などタクシー会社によって様々です。
しかし、車体の色によってサービスの質が違ったり運賃体系が変わることはありません。
どのタクシー会社も均一で初乗り運賃(最初の1km)が35バーツ(約115円)。その後は下記のように料金が加算されていきます。
- 1~10kmまで1kmごとに5.5バーツ
- 10~20kmでは1kmごとに6.5バーツ
- 20~40kmでは1kmごとに7.5バーツ
- 40~60kmでは1kmごとに8バーツ
- 60~80kmでは1kmごとに9バーツ
- 80km以上は1kmごとに10.5バーツ
※深夜割増料金や早朝割増料金はなし
基本はメーター制ですが、乗車前に運賃を交渉しようとしてくる運転手もいます。
事前交渉でのタクシー利用はトラブルの元になりやすいため、なるべくメーターで料金を測ってくれるタクシーを選ぶようにしましょう。
また、運転手に乗車拒否されることも多いので、断られたなら気にしないで別のタクシーを探そう!
そのほか、タイではタクシー運転手と旅行者のあいだで運賃トラブルが多発していて、危険な事件に巻き込まれるケースも考えられます。
タイでタクシーを利用する際には、下記の点を注意しておこう!
- 個人タクシー(黄色と緑のツートンカラー)は利用しない
個人タクシーは法人タクシーと比べてぼったくり被害に遭う可能性が高く、乗車はオススメできません。
- 乗車前にメーターを使ってくれるかを確認しよう
タイではメーターの使用を促された際に、断ってはいけない法律があります。乗車前にメーターを使ってくれるかを必ず確認し、断られるようなら別のタクシーを探しましょう。
- 後部座席にある車体番号を撮影しておこう
タイのタクシーは後部座席の左右のドアに車体番号のプレートがついています。乗車時に運転手に分かるように撮影しておくと、トラブルや犯罪の抑止につながります。
- 小さい金額の紙幣を用意しておこう
料金支払い時に500バーツ札や1,000バーツ札を出すと「お釣りがない」と言われることがあります。50バーツや20バーツなど、小さい金額の紙幣を用意しておくとトラブル回避に役立ちます。
- 夜間は女性1人ではタクシーに乗らない
タイでは日本人女性がタクシー運転手にわいせつ目的で連れまわされる事件が発生しており、日本大使館が注意を呼び掛けています。夜間はなるべく友人や同じ旅行者とともにタクシーを利用しましょう。
- ホテル前や観光地で待ち構えているタクシー&運転手から話しかけてくるタクシーは要注意
こうしたタクシーはぼったくりの可能性が高いです。少し離れた場所でタクシーを拾うか、客を乗せてきたタクシーを利用しましょう。
こうしたアプリを利用すれば記録を残すことができるし、現在地付近にいる優良運転手を自分で手配することができるので便利ですっ
③ 飲み物(水道水)や食べ物の衛生状態は大丈夫?
続いて、旅行中には避けては通れない飲み水や食事の問題。
タイでは水道が日本のように整備されていないため、水道水は絶対に飲んではいけません。
歯磨きやうがいに使う分には問題ありませんが、飲み込まないように十分注意し、心配ならミネラルウォーターを購入するように。
レストランや屋台でも、一度沸騰した水道水なら問題ありませんが、なるべく有料のミネラルウォーターを注文し、氷も衛生面で心配なため避けた方が無難です。
タイのミネラルウォーターはコンビニやスーパーなどで6~10バーツ(約30円以内)ほどで購入することができます。
食べ物については、タイは年間を通して常夏気候なため注意が必要です。特に雨季は湿度が高く、食中毒を引き起こしやすくなります。
現在タイでは赤痢や腸チフス・感染性腸炎(寄生虫感染)といった、いずれも飲食物からの感染症が流行しており、外務省が旅行者に対して注意を呼びかけています。
食事をする際にはしっかりと加熱調理されたものを。また、調理してから時間の経ったものはなるべく口にしないように気を付けましょう。
2016年には7,002人が赤痢に、1,991人が腸チフスに罹患しています。北部ミャンマー国境に接している県で罹患率が高いようです。
加熱不十分な肉類や、調理してから時間のたった食品や十分に加熱していない海産物、特に貝類は危険です。
また寄生虫感染症もあり、タイ全土で慢性下痢を引き起こすジアルジア症、タイ東北部では生の淡水魚を使った料理から感染する肝吸虫(胆管がんの原因)等が問題になっています。
疑わしい場合、血液・便検査を受けてください。
出典:外務省『世界の医療事情』
せっかくタイに行くからには挑戦してみるのもアリだけど、現地人でもお腹を壊すことがあるみたいだから、あくまで自己責任でね。笑
もしお腹を壊してしまって市販の薬で治らないようなら、病院で薬を処方してもらおう!
④ 夜出歩いても平気?
夜1人で出歩いても大丈夫かどうかは、その国の治安を表すバロメーターとも言われています。
2019年現在、タイは政権が安定しておらず、近年ではテロ事件も発生していたため、大きな暴動やテロ攻撃が起こる可能性は否定できません。
しかし、こうした事件はどこの国でも少なからず起こり得ることなので、これらの要因を除いて言えば、タイはとりわけ治安の悪い国というわけでもありません。
むしろ、タイ在住の日本人たちは他の東南アジア諸国よりも治安がいいと感じているようです。
彼らが言うには、夜間に女性一人で出歩いたり、人気のない場所に金品の目立った格好で近づいたりしなければ安全に過ごすことができるとのこと。
タイで旅行者がもっとも気を付けるべきは、スリや引ったくりといった軽犯罪です。タイで日本人が遭う被害のほとんどはこうした犯罪で占められています。
タイ国内、特に首都バンコクにおいて、日本人が犯罪被害に遭う例が後を絶ちません。
これらに共通するのは、タクシーや三輪タクシー(トゥクトゥク)等の運転手を含め、見知らぬ人物から声を掛けられたときや、安易に話に乗ったことが被害に遭うきっかけとなっています。
日本人が巻き込まれる被害の多数は窃盗・詐欺等ですが、自分は海外にいるのだということを自覚し、見知らぬ人物から声を掛けられた際には十分警戒し、軽々しく信用しないことが肝要です。
外務省によると、犯罪の入り口は決まって『知らない人から声をかけられた時』のようです。
「タダ」や「安い」といったセリフは詐欺やぼったくりを疑った方がいいでしょう。日本語で話しかけてくる現地人には特に注意が必要です。
首都バンコクでは、スクンビット界隈の歓楽街(下記のエリア)にて多くの日本人旅行者が被害に遭っていることを報告しています。
また、バンコクよりもパタヤやプーケットなどのリゾート地の方が治安が悪いとの口コミも見られるため、いっそう警戒が必要でしょう。
タイで夜に出歩く予定のある方は、➀ 話しかけられても応じない ② 持ち物に常に注意を払う ③ 女性は夜1人で出歩かない など、旅行者として最低限の警戒を持って行動しましょう。
タイの治安は夜でもおおむね良好と言われているけど、日本と同じ感覚でいると危険であることは言うまでもありません、、、
観光を精一杯楽しむのはもちろん大切だけど、旅行者としての十分な自覚と情報を持って行動したいね!
2.自分の身は情報で守れ!タイで多発している犯罪被害とは?
僕は以前、カンボジアで『賭博詐欺』という犯罪に巻き込まれかけたんだけど、あとから調べると、何人もの日本人観光客が同じ手口で被害に遭っていたことが分かってね…。トホホ
それからというもの、海外へ旅行するときには必ず現地で多発している犯罪の種類や場所を確認するようにしています。
現地大使館が出している注意喚起や、すでに被害に遭った人たちのレポートを見て、同じ被害に遭わないように情報を仕入れておこう!
事件レポート1. 見せ金詐欺
~見知らぬ人からの「声掛け」に注意して下さい~
見せ金詐欺ではまず、声掛け役の犯人が親しげに、「日本人ですか?今度、日本に行きます。1ドルは日本円でいくら位ですか? その前に日本のお金を見てみたい。OK?」等と英語と日本語を交ぜながら近づいて来ます。
うっかり、(被害者が)財布を渡してしまうと、財布からお金を抜かれるという犯罪で、昼夜を問わずスクンビットエリアで発生しています。
知らない人から声をかけられたら応じないのが一番だけど、「日本円を見せてください」などと言われたら、まずこの詐欺の手口を疑った方がよさそうです・・・。
こうした場所に出かける際には十分に警戒しておきたいねっ!
事件レポート2. いかさま賭博
平成25年には、日本人が巻き込まれたいかさま賭博が3件発生しています。
手口としては、自称マレーシア人、シンガポール人等から、「娘が日本の○○大学に留学していて、丁度帰国しているので会わせたい。」等と日本に興味がある素振りを見せ、タクシーで住宅地に所在する一軒家に連れて行かれます。
家では家族を装った犯人グループが出迎え、食事を振る舞うなど歓待され、気を許したところで、ポーカーやブラックジャック等のゲームに参加させられます。
序盤は、いかさまにより勝たせた後、より大きなゲームの保証金として持ち合わせの金品等を預かり、最終的にはそれらの金品を騙し取ります。
僕は絶対に詐欺だと思って途中で逃げることができたけど、家に上がってしまった時点で強行に走られたら命の危険もあるので、本当に注意したいね、、
タイでは特に、バンコクのカオサン通りや王宮周辺、またスクンビット通りで発生しているとのことです。
冷静に考えたら分かるけど、その日会ったばかりの知らない外国人を家に上げるような人はほとんどいないので、家に招かれた時点でまずこの詐欺を疑おう!
事件レポート3. 睡眠薬強盗
平成25年には、日本人が被害に遭った睡眠薬等薬品を使用したと思われる強盗は、9件発生しています。
パブなどから連れ出した女性や、親しげに声をかけてきた人物と飲食をしていたところ、飲み物に睡眠薬等を入れられ、眠り込んだところで金品を盗まれます。
意識は朦朧としているものの昏睡するわけではないため、犯人が言うままにキャッシングをさせられるケースや、バンコク都内から地方の県に運ばれ路上に放置されるケースもあります。
事情によってその日に会った人と食事をすることはあるかもしれないけど、そうした状況になった場合は常に自分の飲み物に注意を払おう!
また、タイ北部のチェンマイでも同様の事件が報告されているので、場所に関わらず、常に警戒しておきたいねっ
事件レポート4. 抱きつきスリ
深夜の風俗店の多い繁華街では、酔った日本人を狙い、数名の女性・女装をした男性がなれなれしく身体に触れたり、抱きついたりして気をそらせ、ポケットから財布等の貴重品を盗む犯罪が多発しています。
また、抱きつかれた際に別の犯人2名が現れ、被害者の両側から腕を羽交い締めにして、別の犯人が財布等を奪うケースもあります。
飲食後、近付いてくる他人には一定の警戒心を持ってください。
タイのナイトスポットは夜通し賑わってる有名な場所だけど、日本じゃないことを忘れず、酔っぱらって羽目を外しすぎることがないようにね。
女性(らしき人物)が身体に触ってきた時点で、すぐさまその場を離れるように警戒しておこう!
深夜の繁華街では抱きつきスリのほかにも、客引きなどにつかまってお店に連れて行かれ、飲食やその他サービスの会計時に高額な料金を請求される被害も起きているようです・・・。
いずれにせよ、夜の繁華街は睡眠薬やスリ、ぼったくりなど色んな犯罪が起こり得るから、常に警戒を忘れずにね!
事件レポート5. 宝石詐欺(オーダーメイド詐欺)
タクシーやトゥクトゥクの運転手が、有名な観光スポットである王宮や寺院等の周辺で声を掛け、宝石店や洋服(オーダーメードのスーツ等)店に連れて行かれます。
店では「貴重な宝石です。日本で高く売れます」や、「カシミア(タイシルク)100パーセントのスーツ(シャツ)です」などと言われ、強引に商品を売り込まれます。
こうした商品は、実際には粗悪品であることが多いため、宝石やオーダースーツなどの高級品は事前に店舗を調査し、定評のある店を選んで購入しましょう。
悪質なトゥクトゥク運転手は、王宮に行きたいと伝えても「今日は休みだ」と嘘をついて行くのを断念させ、なにかと理由をつけて頼みもしないお土産屋へ連れて行かれたり、法外に高い料金を請求されることがあるようです・・・。
海外では強引に勧められたり、押し売りされても、自分の意見や判断をつらぬく勇気が大切です!
事件レポート6. わいせつ犯罪
夜間、女性が一人でタクシーやバイクタクシーに乗車した際に、車内で運転手からけん銃やナイフなどの凶器で脅かされたり、わいせつ目的で連れ回されたりする事件が発生しています。
また、旅先で親しくなった男性から突然わいせつ行為を受ける事案も発生しています(特にビーチリゾート)。
女性は夜間、不必要に出歩かず、どうしても出かける必要がある場合には、なるべく一人歩きを避け、遠回りでも幹線道路など明るくて広い通りを利用しましょう。
また、肌を露出した服装をしないことや、相手が勘違いするような態度を取らないよう心がけましょう。
でも、海外では日本より強姦の発生率は高いので、女性は特に注意したいね。
女性がやむを得ず一人でタクシーに乗る際には、後部座席のナンバープレートを必ず撮影し、できれば運転手の名前も控えておくなどして、犯罪行為の抑止に役立てよう!
サムイ島ではパンガン島に渡る船の中でわいせつに及んだケースや、ビーチでマッサージなどのサービスを行う際に性的関係を強要するケースもあるようです。
性犯罪に遭った被害者は被害を申告しないことも多いから、実際には認知されているよりも多くの女性が被害に遭っているはず。
女性はタクシー利用時やビーチリゾートで特に警戒するように注意しようねっ
3.どの地域が危険?訪問予定の都市をチェックしておこう
これから訪れる地域を確認して、万全の準備で現地を旅している自分の姿をしっかりイメージしておこうっ
首都バンコクの治安
「ワット・ポー」や「ワット・プラケオ」「ワット・アルン」など、川沿いにそびえ立つ三大寺院や近代的なショッピング街、さまざまな娯楽施設が立ち並ぶ繁華街や情緒あふれる屋台街。
バンコクでは一度で実にさまざまな魅力に触れることができるため、リピーターが絶えないと言われる理由も頷けます。
しかし、毎年世界中から多くの旅行者が集まるだけに、スリ・ひったくりといった盗難やぼったくりなど、観光客を狙った軽犯罪が多発しています。
在タイ日本国大使館からも、旅行者に対して下記のように注意を呼びかけています。
バンコク都内では、特に旅行者が集まる観光スポットや繁華街、デパート等大型商業施設周辺、若い単独旅行者が利用するゲストハウス(安宿)周辺において、犯罪が多発しています。
特に夜の繁華街では十分な注意が必要であり、カラオケ店でのぼったくり被害も発生しています。また、不用意に狭い路地へ入り込むことは危険です。
人気の観光スポットや人が密集するエリアでは、常にリュックやカバンに注意を払い、貴重品は自分の視界に入る場所に持ってスリを警戒しておきましょう。
また、知らない人から声をかけられても、バンコクでは様々な詐欺犯罪が横行しているため、最初から疑ってかかるくらいが丁度いいかもしれません。
深夜の繁華街(特にスクンビットエリア)では、抱きつきスリや睡眠薬強盗などの手口に十分警戒しておきたいところです。
近年、タイは政治情勢が安定しておらず、2006年、2014年にはクーデターが起きています。
それ以降もデモ集会・行進などの反政府活動が繰り返されており、警察官との衝突や発砲事件によって死傷者を出す事案が発生しています。
そのほか、バンコクではイスラム過激派による爆弾テロも発生しており、2015年8月にはラチャプラソン交差点にて日本人1人の負傷者を含む爆発事件が、2019年5月にはバンコク戦勝記念塔付近で負傷者25名を出す爆発事件が起きています。
テロ事件は一般市民が多く集まる公共交通機関等をターゲットにしているため予測が困難ですが、日本国大使館は旅行者へ、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるように注意を呼び掛けています。
タイ中部の治安(アユタヤ、パタヤなど)
バンコクの北側には1991年に世界遺産登録された古都『アユタヤ』が、東側の海岸沿いにはビーチリゾート『パタヤ』があります。
アユタヤはバンコクへ都がうつる前の古い都であり、片田舎に観光地が点々とあるといった感じでたくさんの寺院跡を散見することができます。
象乗りの体験ツアーなどもあり、のどかで落ち着いた雰囲気から、治安の心配はないとの口コミも多数。
ただし、アユタヤには野犬がたくさんいて、夜になるとエリアによっては電灯がほとんどなく真っ暗になるため、野犬を刺激したり、噛みつかれないように注意したいところです。
そのほかに気を付けるべきはひったくりやぼったくりくらいなので、自分の持ち物に注意をはらい、話しかけてくる客引きなどに警戒を忘れなければ問題ないでしょう。
一方、アユタヤとはがらりと雰囲気が変わり、世界各地からの観光客でほぼ24時間賑わっているビーチリゾートがパタヤです。
数多くのバーやマッサージ店、風俗店などが立ち並ぶ「ウォーキングストリート」と呼ばれる歓楽街は犯罪の温床となりやすく、通りの入口付近には警官が常に10人ほど待機しています。
人が密集するエリアなのでスリ(特に抱きつきスリ)や置き引きといった軽犯罪が多く、パブやディスコなどでは違法薬物や賭博への誘惑も少なくありません。
パタヤへ行く予定のある方は、ちょうどバンコクのスクンビット界隈にいるときと同じ警戒心を持って、下記の点に注意しておきたいところです。
- 知らない人に話しかけられたらまず疑ってかかること(詐欺や高額請求への対策)
- その日に会った人と食事をするときは飲み物に気を付けること(睡眠薬強盗への対策)
- 身体を触られたらすぐに距離を取ること(抱きつきスリへの対策)
見つけたら近づかないことが一番だけど、万が一噛まれてしまった場合には、すぐに患部を消毒液か水道水などで洗って近くの病院にかかるようにね!!
狂犬病は死亡率100%の危険な病気なので、かならず発病予防のためのワクチンを打ってもらってください。
タイ北部の治安(チェンマイなど)
北部、ミャンマーとの国境付近には「タイの京都」と呼ばれる地方都市『チェンマイ』があります。
タイでは2番目に人口の多い街であり、バンコクと比べて穏やかで落ち着いた雰囲気が漂います。
チェンマイ在住の日本人の口コミを見てみても、チェンマイは治安が良いとの報告が多数見られ、旅行者も安心して観光を楽しむことができるでしょう。
ただし、旅行者を狙った犯罪被害が全くないわけではないので、やはり旅行者としての最低限の警戒は必要です。
旧市街のナイトバザールやサンデーマーケットでは、スリや置き引きといった軽犯罪が少なからず発生しています。
また、バイクに乗った人が歩行者のカバンを強奪するひったくり被害も発生しているので、外を出歩くときは常に自分の持ち物に注意をはらい、路上では道路と反対側にバッグを持つように。
繁華街などではバーで睡眠薬を混入されて金品を盗まれるケースや、カラオケ店などで法外な料金を請求される事例もあったようです。
その日会った人とはすぐに気を許さず、客引きなどには十分に警戒しておきましょう。
外務省によると、タイの北部で赤痢や腸チフスといった感染症が流行しているとの報告も見られました。
できるだけ衛生面が心配される場所での食事は避け、しっかりと加熱調理された食事を基本にするといいねっ!
タイ南部の治安(プーケット、サムイ島など)
【重要】タイ南端のマレーシア国境付近の地域で渡航中止勧告が出ています!
2019年8月現在、ソンクラー県を含む、以下の地域で渡航中止勧告が出ています。
- レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県、ソンクラー県の一部(ジャナ郡・テーパー郡・サバヨーイ郡)
- レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
ソンクラー県の一部(上記以外のエリア)
現在、タイ南端のマレーシア国境付近では、イスラム武装勢力による襲撃・爆弾事件が続発しており、2004年から2016年までに6,850人が殺害され、12,547人が負傷しています。
テロ攻撃の標的となっているのは主に警察や軍、刑務所などの職員や施設(公共交通機関)等となっていますが、これまでの死傷者には一般市民や外国人も含まれています。
ホテルやショッピングセンター、コンビニエンスストア等が襲撃の標的となったこともあったことから、外務省は日本人旅行者に対して渡航・滞在および同地域を通過してのマレーシアへの越境を止めるよう勧告しています。
なお、現在危険情報が発出されている以外のエリアに関しては、今のところ大きな事件は起こっておらず、治安は安定しているとのことです。
○ 危険発出エリア以外(プーケット、サムイ島)の治安は安全?
タイ南部の海岸沿いにはタイ屈指のリゾート地『プーケット』と『サムイ島』があります。
特にプーケットは日本人旅行者からも人気を集め、治安も落ちついているとの評判です。
数年前まで、プーケットでは観光客を狙ったぼったくりが横行していましたが、政府の料金明確化政策により、タクシーやビーチでのぼったくり被害はかなり少なくなりました。
ただし、最近ではビーチでマリンスポーツを楽しむためにレンタルしたジェットスキーの返却時に、機体に傷をつけたなどとして法外な修理代を請求されるケースが多く見受けられるようです。
ジェットスキーをレンタルする際には、なるべく現地ガイドなど信頼できる地元の人に付き添ってもらい、あらかじめ船体に傷がついていないかなどを入念に確認しておきましょう。
また、プーケットではビーチやタクシーで女性の日本人旅行者がわいせつ犯罪に巻き込まれる被害が発生しています。
ビーチボーイと呼ばれる海岸で働く若い男性は簡単に信頼せず、タクシーも決して1人で乗らないなど、最低限の警戒を忘れないように。
サムイ島でも注意するべきことはプーケットと同様ですが、ビーチやバー、ディスコなどの盛り場ではときおり、違法薬物(マリファナや覚醒剤、コカインなど)の売買が見られるようです。
タイではドラッグ使用や所持に対する法律が日本よりも厳しく、違反した場合の最高刑は死刑となっています。
興味本位でうっかり手を出してしまうと、あとで取り返しのつかない事態にもなりかねないので、誘われても絶対に断るようにしましょう。
遊泳前には必ずビーチに立っているフラッグ(赤は遊泳禁止/黄色は遊泳注意)を確認して、少しでも波のある場合には十分に注意してねっ!
4.その他の注意点とは?タイ旅行で気を付けるべき5つのポイント
現地の人たちのルールをしっかり頭に入れて、トラブルなく旅行を楽しめるように準備しておこう!
i. 宗教上のタブー
タイは国民の94%が仏教徒であり、宗教や社会、政体が日本とよく似ています。
そのため、一般的に日本で求められる礼儀や倫理観に従って行動すれば、普通に社会生活を送ることができるでしょう。
しかし、国民の仏教に対する信仰の念は深く、寺院では特に戒律を遵守した行動が求められます。
タイでの滞在中は下記のポイントを意識して、マナーを守って観光を楽しみましょう。
★ 寺院にて・・・
- 特別な寺院の内部や本尊では写真撮影をしない。
- 仏像はすべて聖なるものなので、触ったり、上に乗ったりしない。
- 肌が露出するタンクトップやキャミソール、短パンなどの服装は避ける。
- 女性の方は、たとえ子どもであっても僧侶には絶対に触れない。
- 女性の方は僧侶に直接ものを手渡したり、無遠慮にカメラを向けない。
★ 一般生活にて・・・
- 足は人体で不浄な部分とされているため、足裏を第三者に向けて座ったり、足で人を指すような仕草をしない。
- 頭部は精霊が宿る場所とされているため、子どもであっても頭部に触れたりしない。
ii. 文化におけるマナー
タイで王室は国民から広く尊敬を集めていて、国王や王妃の写真をいたる所で目にします。
午前8時と午後6時の時間帯は公共の場で国歌が放送されることがあるため、足をとめるのが当地でのルールとなっています。
また、映画館などでは上映前に国王の写真を映し、国王賛歌が吹奏されるため、観光客であっても聴衆は全員起立することがマナーです。
交通事情に関しては、タイでは歩行者よりも車やバイクの方が強く、日本のように歩行者へ道を譲ってくれることはありません。
日本にいる時と同じ感覚で道を歩くと交通事故になる可能性があるので、十分に注意しましょう。
トイレについては、ホテルや高級レストランでは日本と同じように洋式の水洗トイレで、トイレットペーパーも完備されています。
ただし、公衆トイレでは1~2バーツの有料制になっていることが多く、ほとんどが汲み置きの水で流す方式です。
旅行者は必ずポケットティッシュを携帯しておくことをオススメします。
iii. 病気や感染症
タイで急性下痢症は頻繁に見られる疾患です。外食は衛生管理の行き届いたお店を選び、調理してから時間のたった食品などには十分に注意を。
また、細菌感染だけではなく、タイでは十分に加熱していない海産物を口にすることなどによる寄生虫感染も流行っています。
海産物のなかでも貝類や生の淡水魚を使った料理には特に注意してください。
そのほか、雨季(6月~10月)にはデング熱などの蚊を媒介する病気が流行し、2015年にはタイ全土で14万人の患者さんが出ています。
デング熱は通常、1週間ほどで回復する病気ですが、急性期には発熱や頭痛、関節・筋肉痛を引き起こし、約10%の確率で出血を伴う「デング出血熱」を発症する恐れがあります。
蚊に刺される可能性のある場所では、長袖シャツや長ズボンの着用など、蚊に刺されないようにする工夫をすることが重要です。
iv. チップ制度はあるか?
タイは基本的にチップの習慣がありませんが、心付け(感謝の気持ち)としてチップを期待されることはあります。
1バーツ単位で清算するとケチ臭く思われる場合もあるので、サービスがよかったと感じたなら、惜しみなくチップを渡しましょう。
一般的に、チップを渡す際には20バーツ札や50バーツ札などのお札で渡し、コインは避けるのが普通。
また、どのようなサービスに対してもチップが必要なわけではなく、下記の場面で渡せればOKです。
★ ホテルにて
- 荷物を運んでくれたボーイさんへ、直接手渡しで20バーツほど。
- ベッドメイキングさんへ、朝出かける際にベッドスタンドやテーブルの上に20バーツほど。
★ レストランにて
- 会計時にサービス料が含まれていない場合には、総額の10%を。
★ マッサージ/SPAにて
- 庶民的なマッサージ店では、マッサージ師に直接手渡しで50バーツほど。
- 高級マッサージ店では、マッサージ師に直接手渡しで100バーツほど。
★ タクシー/トゥクトゥクにて
- 一般的に、タクシーではお釣りを受け取りません。
逆に言うと、会計時にお釣りを置いてくるだけで感謝の気持ちを表せます。
v. どんな服装がオススメ?
タイは年間を通して気温が高く、3~5月の暑季は気温が35~40度にのぼることもあります。日中は帽子を忘れずに。
ただし、朝や夕方には肌寒く感じることもあるため、長袖シャツやカーディガンなど、羽織れるものを持っておくと便利です。
寺院ではもちろん、高級ホテルやBARなどでは、肌の露出が多い服装は入場拒否されることがあるのでご注意ください。
また、タイで政権がもっとも不安定だった時期には、タクシン派を表す「赤シャツ」、反タクシン派を表す「黄色シャツ」の着用は避けるのが無難とされていました。
これらの色の服に気を付けるとともに、軍隊を表す迷彩柄などは極力避け、トラブルの回避に努めましょう。
5.タイでは盗難や腹下しが日常茶飯事!最低限の予防対策をして身の安全を守ろう
また、タイでの食事でお腹を壊す旅行者が毎年多いことも事実です、、、
盗難被害に遭ったときや病気にかかってしまったときには、最悪の事態に発展しないようにしっかりと予防策を立てておくことが重要だよ!
財布が盗難に遭っても安心!防犯性抜群のキャッシュパスポート
旅行者にとってお金は唯一の命綱であり、クレジットカードや国際キャッシュカードが盗まれるということは、現地で自分の身を守る手段を失うのと同じことを意味します。
『キャッシュパスポート』は、そんな大切なクレジットカードや国際キャッシュカードが盗難や紛失に遭ったときでも、代わりの支払い手段として使える海外専用プリペイドカードなんです!
使い方はとても簡単で、渡航する前にキャッシュパスポートの専用口座へ日本円を入金しておくだけでOK。
そうすれば、入金しておいた分だけ海外のATMで現地通貨を引き出したり、クレジットカードと同じようにカード決済に利用することができます。
旅行中にお金を失うような状況は何としてでも避けたいので、僕も海外へ出かけるときには防犯対策の相棒としていつも持参しています。
カードの発行に審査はなく、完全無料で発行してもらえるため、タイ旅行へ出発する前に必ず発行しておくことをオススメします。
海外プリペイドカードにはいろんな種類があるけど、キャッシュパスポートは予備カードを無料で1枚発行してもらえるから防犯性も抜群です。
下記の記事では、海外プリペイドカードの詳しい使い方やオススメカードを紹介しているので出発前に確認しておいてね!
★ 一緒に読みたい:海外旅行にプリペイドカードは必須?役立つ場面やおすすめ4選を紹介
キャッシュパスポートは海外でクレジットカードやキャッシュカードが盗難に遭ったときの大事な保険になります。
そのため、キャッシュパスポートはクレジットカードやキャッシュカードの入った財布の中に入れるのではなく、カメラケースの中やバッグの中の安全な場所に入れておくのが防犯のコツです!
また、予備カードは万が一に備えてスーツケースの中などに入れておけばより安心ですね。
アジア地域では医療事故も多数!海外旅行保険には必ず入っておこう
タイでは盗難被害が多いですが、アジア地域全体で見れば、日本人旅行者が遭うトラブルの大半が医療事故で占めています。
ジェイアイ傷害火災保険の調査によると、アジア圏で利用された海外旅行保険のうち73.2%は『治療・救援費用』であることが分かっています。
※「治療・救援費用」に続いて、「携行品損害」が16.5%、「旅行事故緊急費用」が8.8%。
タイでは日本よりも治療費が少し安いくらいで、盲腸手術を行った場合は、治療費の総費用は入院を合わせて50万円ほどになります。
治療費用の負担は決して軽いわけではなく、病気・ケガ治療費の保険利用率が高いことも事実なので、海外旅行保険には必ず加入するようにしましょう。
また、バラ掛けで海外保険へ加入する場合も、医療事故のための『治療補償』、盗難被害のための『携行品損害』は必ず補償してもらうようにご注意ください。
そうした小さな病気のために、わざわざパッケージの旅行保険に入ってせっかくの旅行資金を削るのはもったいないと思ってる人も多いはず。
そんなときは、クレジットカードについてる海外保険を使えば、費用を一切かけずに十分な補償を得てタイ旅行を楽しむことができるよ!
例えば、僕がいつも使っている『エポスカード』は年会費無料だけど、カードを持っているだけで90日間、現地で以下のような補償が得られるんだっ
★ エポスカードの海外旅行保険の内容
★ 海外保険の内容 / 補償金額 | |||
➀ 疾病治療費用 | 270万円 | ||
② 傷害治療費用 | 200万円 | ||
③ 携行品損害 | 20万円 | ||
④ 救援者費用 | 100万円 | ||
⑤ 賠償責任 | 2,000万円 | ||
⑥ 傷害死亡/後遺障害 | 500万円 | ||
★ カードの特徴 | |||
◎ 即日発行&受取 可能 | ○ Visa のみ | ||
◎ キャッシュレス診療対応 | ▲ 家族特約なし |
クレジットカードのメリットを有効活用して、大事な旅行資金を必要なものにだけ使えるように工夫しよう!
「クレジットカードに付いている海外保険だけでは不十分」と聞いたことがある人は多いと思いますが、そうした指摘のほとんどはカード海外保険の『治療補償』だけを見て言われていること。
心配な方は、損保ジャパンのオーダーメイドプランなどを使って「足りないと思う分だけ治療補償を追加する」か、別のカード海外保険をもう1枚発行しておくといいでしょう。
カード海外保険は複数枚持っている場合、補償内容を合算して使うことができるんです!詳しくは下記の記事で紹介しているので、渡航前にぜひ確認しておいてくださいね。
★ 一緒に読みたい:クレジットカード付帯の海外旅行保険!厳選おすすめ&比較表2019年
現地の日本国大使館の連絡先をメモしておこう
パスポートを紛失したときには再発行もしてくれるので、現地大使館の住所や連絡先は必ずメモしておこうっ
○ 在タイ日本国大使館(バンコク)
住所 | 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand |
電話 | 国内から:(市外局番02) 207-8500 |
国外から:(国番号66) -2-207-8500 | |
領事部:ryouji-soumu@bg.mofa.go.jp | |
開館時間 | 月曜日~金曜日 8:30~12:00, 13:30~17:45 |
○ 在チェンマイ日本国総領事館
住所 | Consulate-General of Japan in Chiang Mai, Airport Business Park, 90 Mahidol Rd., T.Haiya, A.Muang, Chiang Mai 50100, Thailand |
電話 | 国内から:(市外局番0-52) 012500 |
国外から:(国番号66) 52-012500 | |
領事部:consular@tm.mofa.go.jp | |
開館時間 | 月曜日~金曜日 8:30~12:00, 13:00~17:15 |
情報は最強の防犯対策!しっかり準備して快適なタイ旅行を
今回紹介した治安情報はミーちゃんのタイ旅行の参考になりそうかな?
今まで治安っていっても、何を調べたらいいのか漠然としていたんだけど、旅行者には旅行者の調べるべき現地情報があったんだね!
タイでの観光中は持ち物やお金の管理には十分に注意して、万が一のことが起こったときにも身を守れるようにキャッシュパスポートや海外保険にはちゃんと入っておきますっ
海外では日本の常識はほとんど通用しないから、情報こそが現地で自分の身を守る最高の防犯対策になるんだ!
ここで得た情報をしっかり参考にして、快適なタイ旅行に出かけてきてねっ!
というわけで、今回はタイへ旅行する前に必ず知っておいてほしい治安情報や防犯対策について紹介しました。
タイに限らず、ここで紹介した5つの治安情報はどこの国へ行く際にもぜひ調べておいてほしいこと。
正しい情報をしっかりと掴んで、最高の海外旅行を楽しんできてくださいね!
それでは、今回はここまでっ
これからタイへ旅行する方は、ぜひ本記事の内容を参考にして、安全な旅行を楽しんできてねっ